2007年9月2日日曜日

がんばらないでもいいのだ

「がんばる」という言葉。
世界陸上を見ていて、改めて考えた。

本来「がんばる」という言葉は、「我を張る、ある場所から動かない」という意味で、現在の「目的に向かって努力する」というような意味は無くて、どちらかというとマイナスイメージの言葉だった。
全力を尽くせ的な意味で使われるようになったのは、ベルリンオリンピックの水泳でNHKのアナウンサーが中継で「前畑がんばれ」と連呼してからとされている。

「がんばれ、がんばれ」って気楽に使っている言葉だけれど、ベルリンオリンピック以前にこの意味は無かったのであるから、「がんばる」ひともいなかったのである。
類語辞典で「がんばる」を引くと「張り切る」とある。
「がんばれ」と言われるより「張り切れ」と言われたほうが気楽なように思う。

英語にも厳密に「がんばれ」という意味の言葉はないみたいだ。
Do your best. あるいは Take it easy. Good luck.
こんなトコロで、やっぱり「がんばれ」より気楽な感じがする。

「がんばる」「がんばれ」って重い言葉だなぁと思ったのですよ。なんだか逃げ道がないように感じる。
「張り切っていこう」「Do your best.」「Take it easy. 」「Good luck.」
こっちには愛情が含まれているような感じがしませんか?

何かにチャレンジすること、簡単に諦めないで努力することはもちろん大事なことだけれど…なにかもっといい言葉はないものかなあ。

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