2008年4月9日

ブログ移転します

諸々の事情により、ブログを移転します。
お手数をおかけいたしますが、ブックマークの変更などお願いいたします。


引越先へ

2008年4月8日

おはこ、元は箱に入れて大切に保存するという意味。箱入り娘はこの箱ですね。市川家の秘蔵芸であった歌舞伎十八番を「おはこ」と言い、漢字では十八番となった。そこから転じて得意芸を十八番というようになったのですね。東北地方では少女のことを「おばこ」と言いますが、もしかしたら箱入りからでしょうか。

おはらい箱、この箱にはなりたくないものですが、江戸時代伊勢神宮から毎年暮れに魔除けとして配られた御祓箱が元。新しいのが来ると古いのはいらなくなるので、祓うと払うをかけて不要な物を捨てることに使うようになった。

勘当箱、江戸時代、遊郭へ通った駕籠のこと。まあ、あまり通うと勘当されちゃったんでしょうね。この箱は乗り物のことですが、箱師というのは電車専門のスリのこと。捕まると豚箱行きとなります。

乱れ箱、髷を解いた髪をこの箱に入れて寝た。烏羽玉の髪の落ち乱れ箱。

箱、広辞苑では2番目の意味として、厠において糞を受ける箱。3番目に、転じて、人の糞。と、あります。8つもあるのに、その2番目3番目であります。昔、殿様のトイレには下で箱に受け止める役の人がいたのだそうですが、よほどにその箱は重要だったにちがいないのであります。なんたって2番目なのですから。

2008年4月7日

ぶらんこ

ぶらんこ。公園とかにあるアレです。ぶらーんぶらーんと揺れるのでぶらんこかと思ったら、ポルトガル語のバランコに由来するのだそうです。
漢字は鞦韆、難しいですね。
元々豊穣儀礼に使われたもので、女性が乗って豊穣多産を祈ったのだそうです。
酔っ払って夜中に公園のベンチに座ってぶらんこを眺めていたら、幼稚園、小学校のころ、思いっきりこいでどこまでジャンプできるかを競った記憶が蘇ってきました。
ちょっと乗ってみたのです。なんともまあ、立ちこぎをするだけでも怖いではありませんか。今の自分が情けないのか、怖いもの知らずの子供を褒めるべきなのか…まあ、ともかく、ぶらんこは季語。春であります。

「物言えば唇寒し秋の風」(芭蕉の句)「病は口より入り、禍は口より出づ」「口の虎は身を破る」「蛙は口ゆえ蛇に呑まれる」「口から高野」
概ね全て「口は禍の門(元)」と同じ意味。昔から口で失敗することは多いようです。口は慎む方がよいのでしょうが、つい滑ったときには、濁すようにしましょう。挟んだり出したりもしないのがよろしい。
口が軽いの反対は重いではなくて固いですね。ちょっと変。
入り口は納得だけど、出口というのは出尻っぽいと思う。
仕事の口、嫁入り口。銀行の口座…この口はなんでしょう。
人口…う~む。

2008年4月3日

日本のオバサンパワーは世界を平和にするのだという話

サラリーマンを辞めてから混んだ電車に乗ることは少なくなったのだが、都内にのら猫を撮りに行くときは電車を利用する。混雑した電車で座っているひとが降りるとその前に立っていたひとが座るというのが(周りにお年寄りがいなければだが)暗黙のルール。座っていたひとが立って降りようとしたので、通りやすいように一歩下がって体を斜めにして出口側へ隙間を作ってあげたのだが、少し離れたところにいたオバサンがその隙をついて、体をねじ込み物凄いスピードで座った。まあ、私は少々のんびりしているので、こういうことはよくあることなのだが、その都度オバサンパワーに感心するのである。日本では圧倒的に女性の方が長生きである理由も納得できるというものだ。
さて、ニューヨーク、ハーレムといえば、白人の警察官でさえひとりで歩くのを躊躇うというようなところ。そんなハーレムを変えたのが日本人のオバサンたちなのである。
アポロシアターなどへ観光に行ったオバサンたちは、歩いている黒人たちに駆け寄り、
「きゃー、かっこいい黒人さん~、一緒に写真撮って~」と、まったく怖いもの知らずにフレンドリーに振舞った。観光客などを見かけると「Give me one doller」などと絡むのが常であった黒人たちも、このオバサンパワーには戸惑ってしまった。
「彼女たちは、俺たちを紳士として扱ってくれた」という、ある黒人のインタビューが物語っているのは、世界を平和にするのは政治や運動ではなくて、ひとりひとりのちょっとした親切や笑顔、他人への接し方なのだということ。

2008年4月1日

「温」という漢字、温かいという意味ですね。温度と使いますが「度」は物をはかる、あるいは回数を意味する。尺度、年度、毎度など度合いですね。
何を言いたいかといいますと、「温度」というのは、『どのくらい温かいか』であって、『どのくらい冷たいか』ではないのだということ。……まだ分かりにくいですね。
え~、冷たいか温かいかを現すのに、どうして温度、つまり温かい方の字だけを使うのだろうか? と、まあ、そうしう疑問をふと感じたワケであります。
「温度」あたたかさの度合い。ということになります。でも、冷たさの度合いも温度なのです。「冷」がかわいそうじゃないですか。
気温、体温、温だけでもその意味になってしまっています。
こういう漢字にしてしまったので、温度は「高い」「低い」を使わざるをえないのでありますね。本当は高い低いではなくて、温かい冷たいなのに。
まあ、どうでもいいですけどね。

4月

4月、日本では新学期が始まったり新年度が始まる月。大学に入学したり就職したり、新しい生活を始めるひとが多いのですね。
なので、手帳というのは4月始まりの方が使い易いのではなかろうかと思うのです。実際4月始まりのものが売られていますね。同様にカレンダーもあってもいいんじゃないかと思っていたのですが、先日、初めて見ました。昔からあったのだけど気付かなかっただけかもしれませんが……。

さて、エイプリルフールであります。まあ、私は年中適当なことばかり言ったり書いたりしておりまして、私の話は概ね80%は嘘ですね。残りの20%は作り話。

April Fool's Day. 1633年4月1日、ガリレオ・ガリレイが地動説を捨てるという宣言をさせられた裁判が行われました。宣言により処刑を免れ無期刑(後に軟禁に減刑)になったのですが、「それでも地球は回っている」と言ったというのは有名な逸話。その後友人バルベリーニ枢機卿に「よく宣言したな」と言われ、ガリレオが「嘘だぴょーん」と言った。エイプリルフールの起源であります。

2008年3月31日

水ぬるむ季節であります。
「酔い覚めの水下戸知らず」酔い覚めに飲む水のうまさは酒飲みにしか分からぬという慣用句。まあ、分かる必要もありませんけれど。
「魚心あれば水心」意味はまあ分かるとしても、どうしてまた魚と水なのでしょう。「御主も悪よのう」「お代官様こそ」……「悪代官心と越後屋心」というところです。
「水を得た魚のよう」というか、水の中でしか生きられないと思うのですけど。
「焼け石に水」効果がない例えですが、どうでしょう? かなり効き目があるように思いますけどね。
「陽炎稲妻水の月」捕らえることのできぬもの。

私はもちろん水も滴るようないい男であります。

2008年3月29日

食う

私はじゃんぼよしだなどと名乗っておりまして、まあ、縦にも横にも大きいのですが、少々横に大きくなり過ぎたかなと思い、ダイエットなど始めたのであります。食べる量を減らす、カロリーを抑えるというやり方なのですが、こういうことを始めると、人生一番の喜びは、美味しいものを鱈腹食うということなのだと、ひしひしと感じるのであります。
まあ、そういうワケなので、食うといっても食い物ではないものの話にしましょう。
時間、年、金、人、煽り、一杯食わされる、こういうものは食わないほうがよろしいですが、食い下がるのは、まあよろしい。

「鬼を酢にして食う」何者も恐れぬこと。豪快ですね。

まあ、こうして犬も食わぬようなくだらないことを書いているワケですが、蓼食う虫も好き好き、面白いと言っていただける方もいらっしゃる。ありがたいことです。

2008年3月28日

足もいろいろございまして、まあ、普通は歩く足でありますが。
足が早いのは腐りやすい食べ物、足が出るのはお金。揚げ足を取る足は言葉尻のことが多いですね。足が付く、これは証拠を見つけられることで、足が向くのは気が向くままに、足に任せるのですね。足下につけ込む、弱み。足下を見るとも使います。
足を洗うというのは、堅気になること。足を抜くも近い意味ですね。

「手の舞い足の踏む所を知らず」喜びのあまり踊りだす様子であります。
まあ、足下につけ込まれたり、掬われたり、なかなか足を洗えなかったりするものですけれど、時には思わず踊りだすほど嬉しいこともある。

2008年3月27日

化物

化物、ばけもの。漢字だけ見ていると何か化学に関するようなものを感じますが、妖怪変化のことであります。
狐、狸、猫というのが三大変化の生き物ですが、私としては猫が入っているいるのは大変に不本意ですね。猫は歳をとると尻尾が二又になって猫又になるという話は昔かなりの信憑性をもって信じられていたのですが、こんなにかわいい生き物がなぜそのような不条理な、根も葉もない話が信じられたのか? 謎であります。

人間にも化物がいるのですが、そう悪い意味ばかりではなくて、「化けたねえ」などと評されるのは大名人になったというようなこと。何かで突出している人も化物と評されますね。
外見に対して化物などと言うのはけしからんことなのではありますが、場末のスナックなどには化物屋敷と言っても過言ではないようなところが存在するのも、まあ、事実ではあります。

「人三化七」(にんさんばけしち) 人が3割、化物が7割。ちゃんと広辞苑にある言葉です。

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「えびまるブログ」で、えびまるが行った世界で大活躍をする童話を始めました。

2008年3月26日

桜、儚く散ってしまう潔さを良しとする日本人の心の花でありましょう。「花は桜木男は武士」侘び寂びであります。

さて、仕込みの客のことをサクラと言いますが、元は芝居の客のことで、桜を見るのに金はかからない、タダで見るということ。馬肉も桜、これは色から。
姥桜、桜は花の咲くときには葉がない、歯がない……駄洒落ですね。

英語ではCherry ですが、普通Cherry は、さくらんぼの意味で、花はCherry blossom 。
Cherry には初心者、新品という意味もあり、日本ではよくCherry boy と使うようですが、英語では女性にも使うし、Cherry だけで「処女膜」の意味もある。
英語圏の女性を口説くのに、「君は桜のように美しい」というのは、あまりよろしくないようです。

小学校の頃に「たいへんよくできました」という桜の花弁マークのスタンプを押してもらったのを思い出します。……「サクラチル」という電報ももらったなぁ。

2008年3月25日

河童

河童。油揚げをキツネというように、キュウリを河童の好物なのでカッパと呼ぶくらいに、日本では大変に身近な生き物です。
「河童の川流れ」「陸へ上がった河童」などとことわざにもなっています。
「河童の屁」「屁の河童」というのは、とても簡単なことのたとえ。昔は屁をしょっちゅう聞くくらいに河童はそこらじゅうにいました。

現代ではなかなか出会うこともありませんが、数年前にはキンチョウのテレビCMで元気な姿を見せてくれました。日本酒のコマーシャルなどにも起用されており、愛くるしくかわいいイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、もしも河童に会ったら注意しなければならない点があります。河童は相撲が好きで人と出会うと「相撲をとろう」と言ってきます。童という字が現すとおり、河童は小さいので弱そうに見えますが、実は大変に力が強い。相撲に負けると尻子玉を抜かれてしまいますので、相撲の誘いに乗ってはいけません。

河童の甲羅を剥がすととてもおいしい味噌があるという噂がありますが、真偽の程はさだかではありません。

雨の時に着る合羽は、ポルトガル語のカッパで、河童の革から作ったもの、あるいは河童の発明品ではありません。東京に合羽橋という地名があります。合羽なので、河童とは関係ないのですが、河童の像があり、かっぱ橋商店街のイメージキャラクターになっています。

西遊記に登場する沙悟浄は河童のイメージですが、河童は日本にしかいない生き物なので、河童ではありません。

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2008年3月23日

丸くなったり、三角になったり、点になったり、皿にしたり、角を立てたり、白黒させたり、しまいには飛び出すのであります。
目の黒いうちに云々といいますが、白い目で見たりもします。
「男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ」といって、男は細い目が、女は丸い目がよいのだそうです。

他にも目はいろいろなところにございまして、結び目、網目、折り目、潮目、何番目、サイコロと台風にもある。
大き目、小さ目とも使えば、のこぎりや櫛の目とも。まったく難しいものです。

「金に糸目はつけぬ」この糸目は、凧の糸のことだそうです。死ぬまでに一度くらいは言ってみたい言葉でありますが、そんないい目には会いそうにないですね。