河童。油揚げをキツネというように、キュウリを河童の好物なのでカッパと呼ぶくらいに、日本では大変に身近な生き物です。「河童の川流れ」「陸へ上がった河童」などとことわざにもなっています。
「河童の屁」「屁の河童」というのは、とても簡単なことのたとえ。昔は屁をしょっちゅう聞くくらいに河童はそこらじゅうにいました。
現代ではなかなか出会うこともありませんが、数年前にはキンチョウのテレビCMで元気な姿を見せてくれました。日本酒のコマーシャルなどにも起用されており、愛くるしくかわいいイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、もしも河童に会ったら注意しなければならない点があります。河童は相撲が好きで人と出会うと「相撲をとろう」と言ってきます。童という字が現すとおり、河童は小さいので弱そうに見えますが、実は大変に力が強い。相撲に負けると尻子玉を抜かれてしまいますので、相撲の誘いに乗ってはいけません。
河童の甲羅を剥がすととてもおいしい味噌があるという噂がありますが、真偽の程はさだかではありません。
雨の時に着る合羽は、ポルトガル語のカッパで、河童の革から作ったもの、あるいは河童の発明品ではありません。東京に合羽橋という地名があります。合羽なので、河童とは関係ないのですが、河童の像があり、かっぱ橋商店街のイメージキャラクターになっています。
西遊記に登場する沙悟浄は河童のイメージですが、河童は日本にしかいない生き物なので、河童ではありません。
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